なまえ | アサダ ヒロシ(あさだひろし) |
その他 | もと教師(高校、ろう学校、支援学校)で、生徒たちと上演した劇の脚本を、ホームページ「賢治先生がやってきた」(http://www3.plala.or.jp/kenjigeki/)で公開しています。その中から、ここでは、主に小学校、中学校、高等学校向けの脚本の一部を公開しています。 二人芝居「地球でクラムボンが二度ひかったよ」は、原爆をテーマにした脚本です。 宮沢賢治(車掌)が銀河鉄道のとある駅から望遠鏡で地球のあたりを見ていて、 ふだんは暗黒にまぎれている地球がピカッと光を発するのを目にしたのです。それを発端にはじまる劇なのです。 賢治ファミリーの意見をききながら、そのピカの原因を究明して、どうも地球で爆発した原爆の閃光が今この駅に到着したのではないかという結論にいたります。そこから物語がはじまります。この劇は、札幌新川高校、岡山の新見高校で上演されたことがあります。「地球でクラムボンが二度ひかったよ」(改作版)は、二人芝居を普通の劇に書き直したもので、宮崎の高千穂中学で上演されました。 朗読劇「竃猫にも被爆手帳を」は、猫も被爆したんだぞ、という設定の脚本で、木更津総合高等学校で、上演されました。 落語台本「地獄八景亡者戯もどき」は、原子力発電所の廃棄物処理場を作る場所が国内にはなくて、地獄に作ることになるのですが、それでどうなるかといった落語の台本です。これには、漫才リレーによる脚色をほどこした落語劇「地獄八景亡者戯もどき」(脚色版)もありますが、まだ上演されたことはありません。 また、短篇戯曲「人の目、鳥の目、宇宙の目」は、原爆を三つの視点から見た劇で、大分の福徳学院高校、千葉の四街道北高校の演劇部によって上演されました。 「パンプキンが降ってきた」は、模擬原発の話で、宝塚の雲雀丘学園小学校、千葉の昭和中学校、岩手の金田一小学校で、また短縮版が鹿児島の川床中学校で上演されています。 脚本「風船爆弾」は、戦争末期、アメリカを爆撃するたために日本から風船爆弾を飛ばそうとした本当にあった話で、備前市の日生中学、薩摩川内市の平成中学、高梁市の有漢中学、京都市の醍醐中学で上演されました。 また、いじめをテーマにした脚本「教室の壁は回し蹴りで」、「銀河鉄道いじめぼうし協会」「星にならなかったよだかと賢治先生」も公開しています。これらは中高生を対象に考えています。 「教室の壁は回し蹴りで」は、札幌市の稲穂中学、福島市の杉妻小学校、山口市立潟上中学で上演されています。 「銀河鉄道いじめぼうし協会」は、丹波市の和田中学、神奈川の寄中学で上演されました。 「星にならなかったよだかと賢治先生」は、弘前市の第一中学校演劇部によって上演されました。 また、震災に触発されて、宮沢賢治原発を怒るといった内容の一人芝居(朗読劇)「雨ニモマケズ手帳」、放射能汚染と給食をテーマにした「豆腐小僧は怖い?怖くない?」、また震災について宮沢賢治にインタビューするといった内容の朗読劇「3.11 賢治インタビュー」、猪が原発に突進する狂言風「猪突」、プチ狂言「ほうき縛り」、プチ狂言「きつねの幻灯会」を、ラインナップに加えました。 「雨ニモマケズ手帳」は12年星陵高校演劇部、16年彦根東高等学校演劇部で、 「3.11 賢治インタビュー」は15年野田中央高校演劇部によって上演されました。 またプチ狂言「ほうき縛り」は19年弘前市立第三中学校演劇部によって上演されました。 |
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