>ranchiku伯吏さん
感想ありがとうございます。
初演から十年以上が経ち、設定が時代遅れになってしまい申し訳なく思います。
ポケットベル世代なら話が早い暗号・学生さんなんて知らないかもしれないノストラダムスの大予言・ドリフ・随所の小ネタなどなど、90年代のにおいがプンプンしますが、敢えてそれでよしと残しています。
ストーリーに絡んできたり、当時受けがよかったり、理由は様々ですが。
上演して下さっている団体さんは、その辺は巧く改編して下さっているようです。
外環と松山の年齢設定は遊びです。その一瞬の笑いのために出した台詞で、演技にまで影響させる必要はなく、伯吏さんのように、いくらなんでもそれはないだろと思っていただければ幸いです。
私達が上演した際は、とにかくテンポテンポの芝居でした。もう相手の台詞を食ってかかるくらいの勢いでガンガン突き進むジェットコースターコメディです。お客さんもうまく乗っかってくれて、手前味噌ながら笑いの絶えない良い舞台となりました。2時間芝居ながら全く飽きなかったというのも感想に多く書かれ、嬉しい限りだったのを覚えています。
暗号やら事件やら場転やら人物の出入りやらが複雑に絡んでくるので、読むだけでは相当に頭を使うと思います。でも、舞台化したものを観ると、けっこう単純明快でスカッと観られる作品だと思います。機会があれば是非。
CRIMERSは私の初の上演作品で、全てはここから始まりました。
その他の八城作品にも目を通していただいてアドバイスいただけたら光栄です。
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