この舞台は役者も観客も一定の世代以上の方でなければ解りづらいと思いました。
私の性格上だとは思いますが台本を読んで印象強かったのは犯罪の綿密さよりも「橋田寿賀子」や「ドリフ」などの何回かしか耳にしたことの無いネタだったからです。
多分テレビでドリフターズを観ていた方たちはそこまで気にはしないと思いますが、私のように知らない上に事件の推理をしながら又は気にしながら観劇している人は意識が作者様の意図する方向とは別の方に集中してしまうのでは無いでしょうか。
きっと立稽古ぐらいまでやり込んでみれば大丈夫なのだとは思いますが、台本を読んでいても途中でわけがわからなくなることも多々ありました。
特にP11の刑事部屋での下りが解りづらかったです。
あと外環の年齢設定が最後に明かされるとはいえ、10歳は身長がいくつであれ難しい気がします。
批判しか書いてないように思われてしまうかも知れませんが気になった上記を含めても舞台を観てみたいと思わされました。
上手くハマればテンポよく進むと思うし、そうなれば全く飽きることなく最後まで観劇出来ると思います。
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