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一也:一番星だね。でも、来年の彗星はもっときれいだよ。

美空:楽しみ。

   美空と一也はそっと手をつなぎ、星空を見上げている。
   幕が下りる

(エピローグ)
   幕が下りた状態で、プティが再び現れる。手にはスケッチブック。

プティ:(客席に向かって、子供っぽく)どうだった? 素敵な物語でしょう?

   スケッチブックをめくる。そこには二つの星が描かれている。

プティ:見て、この二つの星。それぞれの軌道を持ちながらも、互いに影響をあたえあってる。
   連星、って言うんだ。素敵でしょう?

   また一枚めくる。そこには箱の絵。

プティ:覚えてる? この箱の中に何があるか。そう、ボクのヒツジだよ。だけど、ヒツジは目に見えない。
   だって、箱の中にいるから。でも、ボクには見えるんだ。
   本当に大切なものは、目に見えないんだ。心で見なくちゃね。

   プティ、スケッチブックを閉じる。

プティ:大人になるっていうのは、見えないものが見えなくなることじゃない。
   見えないものの大切さを、知ることなんだ。君にも、大切なものは見えてる?

   プティ、客席に小さく手を振り、退場。
   幕

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