あらすじ
2011年、初演時は人間大の「靴下」を履いて(?)演じました。
2020年、別の子が再演。そのときは「ぬいぐるみ」サイズの靴下を手で動かしました。
どっちもアリですよ。
ストーリーは秀逸。
序盤は難しいところもありますが、お母さんやお父さんの話は必ず好評でした。
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こんにちは。
ボク、靴下です。
こんにちは。靴下です。
大きいけど、巨人の靴下じゃないです。
これの、あ、ボクの、ほんとの大きさは、皆さんが今履いている靴下と同じ大きさだと思ってください。
あ、落ち着いて。争わないで。皆さんの足のサイズは聞いてないので、安心して。
(26でも7でも、どっちでもいいから。)
靴下は基本的にフリーサイズだから、任せて★
今はちょっと拡大してると思って、
ボクのホントの大きさは普通の靴下と同じだってこと。
具体的にいうとこれくらい。(反対の『足』を出す)
・・・少しボクの話をしてもいいですか?
それとも誰か、今ここで、ボクの代わりにしゃべりたい人います?
いませんよね?良かった。
念のため確認しただけです。
安心しました。靴下にもしゃべる権利があるんだって分かって。
ボクの話。
といっても、特別なことはない、ありきたりな、ただの靴下の一生です。