面白いですね。放尿とかはちょっとエロティックですね。嫌いじゃありません。キャラクターは3人しか居ないこともあってよく書き分けられていると思いますが、卓郎は少し良く分かりませんね。最初と途中と最後で変わりすぎな気がします。ていうかラストが説教クサすぎて個人的には鼻につきますが、若い人たちや中年の方なんかはあれぐらいがお好みかもしれませんね。このタイプの話にしては感動できなかったのは、やはり卓郎の説教と、ちひろからそこまで『演劇やりたい!』って思いが伝わって来なかったからかもしれません。ちひろは直前までギャグで通しているから、さなえに振り回されるのを楽しんでいる風に見えるし、さなえは当日ですら冷淡だからまさに平行線、終わってから卓郎が、『最近よくあるタイプの説教』をしても、ムカつくだけで何も来ないんですよね。揺れ動く気持ちが見られず完全に平行線な場合においては感動が起こりにくいのかなと、なんとなく思います。ギャグや、セリフ回しは大変面白かったです。それだけにもったいない。ギャグに振るか感動に振るか、いずれにしてもあと一息。
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