読ませて、いただきました。
と、言っても、実は、いまではなく、ずいぶん前、昨年の、東京での公演を拝見させていただく前に、読了しておりました。
大変、遅くなってしまいましたが、少し感想を、記させていただきます。
まず、一言。
「最高です!」
はりトラには、たくさんの天才的な作者さんがいらっしゃいますが、岩本さんは、その中でも、トップクラスの書き手さんだと思います。
個性あふれる、魅力的なキャラクター。
適切に、はりめぐらされた、伏線。
心に染みいる、台詞の数々。
本当に、脱帽です。
僕が好きな、演劇集団キャラメルボックスの、初期から中期にかけてあったような、ちょっとファンタジーの要素が入った、人間群像劇を、見事に織り上げていらっしゃいます。
中でも、刑事の兄弟の相克と和解が、印象的でした。
最後の一行を読み終えたとき、僕の心の中に、あざやかな「ひまわり」が、確かに咲きました。
また、ぜひ、公演も拝見させていただきたい、と、思っております。
以上、乱文、失礼いたしました。
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