読ませていただきました。
まず、眉毛ボーンが切なかったです。眉毛ボーンなのに・・・。
言葉に味がある、という発想がすごい。ひとかた達の言葉の味比べ(?)は、台詞のテンポも良くて面白かったです。なんで、「こざとへん」ばかり残ってるのか、気になるところではありますが・・・。言葉を作る“作家”と言葉を食べる“ひとかた”、この組み合わせも面白いと思いました。ある意味、作り手と客のよう。だから、作家の作る話を味で評するところは、もっと書いて欲しかった。前半、味について丁寧に書いてたのに、ちょっとあっさりしてて、はぐらかされた感じがしないでもない、かな。ただ、作家が話を作ることに疲れたとき、安らぎを求めるとしたら、なんでも嬉しそうに聞いてくれる人のことろかな、なんて、変に感情移入したりして。そのせいか、ほんとに最後は切なくなりました。眉毛ボーンなのに。
書き方が巧いから、楽しめて読めたのですが、感想は書きづらかった。はたして要求に応えられたのか、悩むところです。
これからも頑張っていきましょ。
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