面白いです。
登場人物三名。キャラの立て方は際立ってるし、無駄な台詞が無いし。
どことなく張り詰めた空気が全編にあって。
女性二人の会話で一見普通の会話なのにどうしてこうシリアスな間があるんですかね。
大好きですこういうの。
設定もわかりやすく、流れの作り方も上手い。
もしかしたら設定自体はありがちなのかも知れないですが、センスが良くて独特です。作者さんの力量がなければこうはなりません。
オチは、「ああ、そうなってしまうか」と思いましたが。
読んでいるうちに想像してるオチを裏切って欲しかったかな。でも救いのある終わり方ですね。
人数の少ない、女性が多数占める劇団なら挑戦しがいがある台本だと思います。
役者の演技力は問われますが。この独特の張り詰めた空気を作る役者さんはなかなかいないだろうなと。
これは勉強になりました。
では、暫く。
削除