ご無沙汰しております。読ませていただきました。作品のタッチは私が好んで使いそうな技法でしたので、たいへん勉強になりました。といっておきながらこのような質問は非常に失礼かもしれませんが、さばさばした書き方で感情の起伏を極力押えた(キャラ的にもそういう設定だったのかと思っていますが)ということはねらいだったのでしょうか?テーマは割と重いと思います。そのような内容をあえて淡白に書き上げることに抵抗はなかったのでしょうか?また書き上げた後での抵抗、といいますかこれ以上の感情に起伏をつけようとか考慮されたのでしょうか?また全体的に靄をかけた作風でありますが、作者的にはこの靄の鮮明な部分というもののイメージはあるのでしょうか?
大変失礼な質問攻め、お詫びいたします。そして作品が嫌いなわけではありません。実に繊細に描かれた秀作だと思っています。ただ、これまた失礼なのですが、私もこの作品の趣向に近い作品を好んで書く者で、またその作品に対して賛否両論でありまして、私的にもこの手法に最近疑問をもち始めたもので、この作品に対する作者の気持ちをうかがってみたくなったのです。感受性豊な人であれば感極まる作品だと思いますが一般にはどういう反応があるのでしょうか。かなり自分の作品と照らし合わせて考えさせられる作品でした。大変勉強になりました。ありがとうございました。
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