はりこのトラの穴　ちょっとひとこと感想文

読ませていただきました。実に良い物を読ませていただいたと感激しています。特にキャラのつながり具合がこれでもかというくらいしっくりと且つ綿密に組み込まれたいるところはなんともいえませんでした。読んでいてそれぞれの人間関係がいい意味で裏切られること無く仕掛けられているところに岩本様の技量の高さを感じました。「あ、ひょっとして…」と思わせるシーンを絶妙のタイミングで組み込まれている所も実に技ありといった感じでした。読み終わった後に実に後味のよいいい雰囲気になりおもわず笑みがこぼれてしまいました。読み手としては実に気持ちよく、また同じ執筆者としてはなんとも計画的に踊らされたようなといった変な満足感でいっぱいであります。是非一度舞台で見てみたい作品です。参考になりました。ありがとうございました。削除