木霊C役を演じさせて頂きました。作中で、木霊Cは(ドスのきいた声で)だったり(森のくまさんを独唱)など今までやったことのないことをするチャンスでした。演じる中で一皮むけられたかなと思います。森のくまさんを歌うことにあたって、どうやったらCの子供っぽさを残しながら観客まで声を届けさせられるのかたくさん考えました。Cは特につかめないキャラクターだったので、AとBが話している間、手ぶらの状態で何の動きをしようかとても悩みました。結果的には、意味のないステップを踏んだり、小道具のリンゴを食べたりしました。
Cは、AにもBにも肩を入れず、言葉の意味も知らずに連呼するのでそれぞれどういうテンションで言うのか迷いました。ずっと明るいと変化がないので、どこで落ち着くかをたくさん考えました。森のくまさんを女とうたった時、はじめはこのあと独唱だとドキドキしていましたが、本番は女が一緒に歌ってくれて嬉しくなりました。Cもこんな感じなのかなと思いました。
演じた後、感想をいただいたのですが、「東京特許許可局×3」を言った時のあの歓声は忘れられません。
台本はほのぼのな平和~なだけでなく、ユーモアも演劇ぽさもたくさん詰め込まれていました。
自由にはっちゃけるCを演じられて楽しかったです。
上演許可を下さり、ありがとうございました。
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