今回、小学校の学芸会で、白井秋さんの「木霊たちの日常」の脚本を使用させていただきました。快諾していただき、ありがとうございました。
登場人物が4人で、全員女子、笑える劇という条件にぴったりの脚本でした。
内容も愉快で、直感的な面白さと考えてわかる面白さがバランスよく散りばめられていて、児童向け発表会の時も、保護者向け発表会の時も笑顔が絶えませんでした。
改訂の許可を頂いていたため、早口言葉を少し言いやすいものに変えたり、セリフを小学生に適したものに変えたり、劇中歌の「森のくまさん」を校歌に変えたりするなどして、児童の実態や学校に合わせることができました。
子どもは行事を通して大きく成長します。子どもたちの課題として声の大きさがあり、それを改善できればと劇を選んだのですが、想像以上の効果があって驚きました。劇中はもちろん、授業での発表の声も大きくなりました。これも、「木霊たちの日常」を楽しんで演じる中で身につけたものだと思います。「木霊たちの日常」を学芸会で演じたことは、確実に学級の転機となりました。練習と発表を通して得たものを、これからの学校生活に生かしていきます。
発表後、子どもたちは保護者からたくさん褒めてもらったようです。子ども、保護者ともに、よい思い出ができたのだと思います。
改めて、素敵な脚本を使用させていただき、本当にありがとうございました。
削除