校内上演会で使用させていただきました、宇都宮短期大学附属高等学校演劇部です。
この度はこの脚本を使用させていただき、本当にありがとうございました。
麗しき乙女達の肖像〜Stand By Me〜
・演出上や演技をする時難しい場面(人形を使う場面)はキャストが
どれだけリアリティーを再現できるか等の演技力が試されると思いました。
それによってキャストも観る人も解釈が全然違うと思いました。
・日常では絶対ありえないことが起こった時、どんな反応をするか、
いろんな目線で考えるのが大変でした。客席の皆様も、緊張した面持ちで
見ていた方が多かったです。
・死体を各々がどのような目線で見ているか、キャストやスタッフの人達に
聞いてみたり、その登場人物たちがどんな人柄か、考えさせられました。
・オトとジャリの語りの場面では、共感したというお客様もいました。
・米俵の登場場面では、音響とのタイミングが難しかったのですが、
お客様の笑いと驚きと感嘆の声が客席から上がりました。
部員達が、「この劇は、考えれば考える程いろいろな可能性が出てくる。」「またやれる時がきたら、他の登場人物たちがどんな気持ちなのか、自分の役以外にも、もっと目を向けていきたい」と言っていました。友人がどれだけ大切なものか。いろいろなことをやれなかったことへの後悔があって、その時その時をどう過ごすか、その大切さが分かる脚本だと思いました。
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