今回、演劇部の卒業公演にこの脚本を選びました。
武庫次元さんの脚本を上演するのは2回目で、
いつもは稽古の一環として台本読みに使わせていただいています。
どの作品ももれなく面白いのですが、今回もまた、格別でした。
転換がなく、温泉旅館のロビーで女4人がただ喋るだけ。
なのに、飽きない、おもしろい。
前半のテンポの良さでお客様の心を掴み、後半、ぐんっと掘り下げていく。
また、伏線の張り方が面白く、ちゃんとテーマと繋がっています。
笑って、泣いて、ちょっと考える。
まさに笑いあり涙ありの作品です。
上演の評判も上々で、演劇関係者ではない方から「この作家誰?ファンになった!」
との問い合わせもいただきました。
この作品を卒業公演に選んで良かったです。
ありがとうございました。
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