今回、私達劇団みずならは第13回公演としてこの作品を上演させていただきました。
劇団みずなら単独としては実に3年ぶりで、感覚を思いだすという意味で短いお芝居を…と考えておりました。
また、団員の人数が12名であまり多くないのですが、年齢層が20代〜60代と幅広く、最近キャストとして出演していなかった人も出たいと希望したこともある事、そして脚本を読んで、私達の劇団が上演する作品の雰囲気によく似ているということで、この作品を選ばせていただきました。
団員の話し合いや、上演後の劇団関係者からは、出てきている疑問点などがあまり回収されていない事が少々残念であるという指摘はありましたが、ほとんどのお客様が、「面白かった」「良かった」「最後のシーンでこみ上げるものがあった」など、概ね好評価をいただく事ができました。
上演後、お帰りになるお客様の中には泣いている方もいらっしゃいました。
2日間公演は何度か経験があったのですが、今回はホールのスケジュールの都合等で初めての1日2回公演(13時〜・18時〜)で行いました。
昼の部で拍手が起きた冒頭部分が夜では無反応だったり、ブリジットバルドーの件は夜の部でのみ反応があったなど、お客様の反応のポイントが1日公演でも違うのだという事に今更ながら気付かされた事もありました。
作者の白井秋様には、前日に激励のメールもいただき、団員一同改めて本番へのパワーをいただいたと思います。
実は、結婚ということで今回の公演を最後に退団をする団員(キャストで出演)が1人いました。
彼女の劇団みずなら最後の芝居が、この温かい作品で良かったと思っております。
本当にありがとうございました。
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