はりこのトラの穴　ちょっとひとこと感想文

読ませていただきました。舞台設定が非常に面白く楽しませていただきました。比較的重いテーマですが、それに十分対応できる環境と程よい軽さで読める設定は作者の絶妙な感覚があってこそかと思います。ストーリーの進展も大変ソツが無く、ラストまでスムーズに読みいることができる、いい作品だと思います。しかし、いささかテーマの割には浅い掘り込み方かなといった感も見受けられました。主軸はきっちりしているので作品としては十分なのですが、伏線がラストに急展開の駆け足で解決してしまうので物足りなさを感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。おそらく医者の正体を隠そうとしたためにこういった形になったのではないでしょうか？すべてを知っている医者をもっと話のそれこそ歯車として活用することによってこの作品に深みを与えられるのではないかと感じました。参考になりました。ありがとうございました。削除

高校で演劇部に所属しているものです｡
話や設定自体はとても面白いけど､セリフがちょっと拙過ぎる感じがした｡
弟のエピソードなどは単なるセリフで片付けてしまうのではなく､実際にシーンのひとつとして構成に入れたりすると舞台に味と広がりが出るのではないでしょうか？
最後のレイのシーンや､警官とカイのやり取りのセリフをあまりにもテーマに沿わせすぎて､興醒めしてしまう感じ｡もったいない！！！
中学･高校の大会演劇を目指す団体には向いているかもですが､普通の劇団や大会演劇をやらない部活団体にとっては､ちょっと使いづらいかもしれないです｡｡｡
色々と言ってしまってすみません｡これからも頑張ってください｡削除

1度読んでみて気に入った！！
すっごく面白かった。
何が良かったとかはうまく言えないけど
今まで読んだ中で最高のものでした。
絶対いつか上演してやる！！削除

この台本で上演させていただいた時にスタッフ(？)として参加したんですが、命について考えさせられました。最後の医者とカイのやりとりがすごく印象的でした。削除