「お願いします。声を聞かせてください」
わたし
「言葉をください」
わたし
「返事をして。お願い。寂しい。さみしいよ・・・」
わたし
「 」
わたし
「 」
わたし
「 」
わたし
「他には何も望みません。あなたと繋がらせてください。
あなたとなんでもなくなるのが怖い。
なんでもいいから、あなたと繋がっていたい。
お願いします。
わたしのなにかになってください」
僕「僕はどこまでも利己的で独善的だ。
僕は死にたくてたまらない。
孤立と孤独はどこまでも俺に付きまとう。
なにかになって欲しかったのは俺の方だ。
やっぱり人間は、ひとりでは生きていけないんだ」
「やっとわかった。ただ、さみしかったんだ。
誰だってきっとそうだ。
さみしくて、さみしくて、たまらないんだ。
だから、だれかにそばにいてほしい。
だから、」
「あなたとずっといっしょにいたい」
「そういうふうに、思ったよ?」
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わたし
「言葉をください」
わたし
「返事をして。お願い。寂しい。さみしいよ・・・」
わたし
「 」
わたし
「 」
わたし
「 」
わたし
「他には何も望みません。あなたと繋がらせてください。
あなたとなんでもなくなるのが怖い。
なんでもいいから、あなたと繋がっていたい。
お願いします。
わたしのなにかになってください」
僕「僕はどこまでも利己的で独善的だ。
僕は死にたくてたまらない。
孤立と孤独はどこまでも俺に付きまとう。
なにかになって欲しかったのは俺の方だ。
やっぱり人間は、ひとりでは生きていけないんだ」
「やっとわかった。ただ、さみしかったんだ。
誰だってきっとそうだ。
さみしくて、さみしくて、たまらないんだ。
だから、だれかにそばにいてほしい。
だから、」
「あなたとずっといっしょにいたい」
「そういうふうに、思ったよ?」
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