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ミコ,ミズ  おぉ〜〜。

ミコ   ところで,今年のプレゼントは決まったの?
ギン   それがまだなんだ。
ミズ   いくつか候補はあるみたい。パソコンが良いとか言っていたけど・・
ギン   それ高すぎ!もう少しこっちの都合も考えてくれないと。

ミズ,ギンをいさめて。

ミズ   できるだけ,叶えてあげたいね。
ミコ   あと,今後どうするかだね。僕たちが家を出ていくようになったら。
ミズ   宅急便で送るわけにもいかないし。
ギン,ミコ  うん・・・

ギン   その時は,お父さんとお母さんに本当の事を話そうか
ミズ   うん,それが良いと思うよ。
ミコ   「お父さん。お母さん。落ち着いてきいてね。信じられないかも知
     れないけれど,サンタは,本当は,居ないんだ。サンタはぼくたち
     だったんだよ」って。

ミズ,母が驚くマネをする。
ギン,父がオーバーに驚き,うなだれるマネをする。

ミコ   お父さんには,伝えないほうが良いと思うな。サンタがいなんて知
ったら,お父さんどんなにがっかりするか。
ミズ   そうだね。お父さん,毎年もの凄く楽しみにしているもんね。
ミコ   じゃあ,お母さんだけに本当の事を話すことにする?
ギン,ミズ  それも・・・

子供達,困っていると,遠く(上手)から鈴の音が聞こえて来る。
子供達,音を目で追う。鈴の音は目の前を通り過ぎてゆく。
子供達,音が去って行った(下手)方を見つめている。

子供達正面を向き,声をそろえて

ギン,ミコ,ミズ  本物の,サンタさん?

ゆっくりと暗くなる




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