んねぇよ!
京介 アヤお姉さんに会った時は、おれだって信じられなかった。だって、自分が死んだ時の記
憶がなかったから。
貫二 記憶が――?…まさかおれも…。
京介 …いや、お前はまだ完全にこっちの人間ってわけでもないみたいだぜ。ほら。
(貫二にコロガシかピンスポが入る)
貫二 なんだ、コレ…。
京介 帰れよ。あっちに。お前はまだ帰れる。
貫二 本当か!?…よし、行こう!お前も。
京介 バカ。無理に決まってんだろ。おれはもう帰る身体がないんだよ。
貫二 ……
京介 また会おう。…お前がジジイになった頃にでも迎えに行くからさ。
貫二 京介っ…!
京介 ほら、早くしろよ!
貫二 ……(京介に背を向ける)
京介 あ…、貫二!!
貫二 ……
京介 今まで…ありがとう。
京介、笑顔
ME:エンディング曲。
京介の墓の前。(以下、京介の声は貫二には届かない)
二人とも、正面(客席)を向いたまま話す。
貫二 京…、寂しかったか?
京介 ちょっと、な。
貫二 一人にして悪かったな。
京介 何言ってんだよ。
貫二 でも、おれ、まだこっちにいるから。もう少し、我慢してくれよな。
京介 ああ。――人間死ぬ気になれば、何でもできる。ありがちな言葉だけど、本当にそう思う
よ。だから貫二。お前は何でもできるんだ。まだまだ悩んで、苦しんで、楽しい思いもた
くさんしてくれよ。おまえには、おれの分の人生も託したんだからさ。
貫二 それじゃあ…
京・貫 またな。
二人とも、笑顔。
曲が高まっていく中、
幕。
お粗末さまでした。。
210/212行目 42行/ページ 3
京介 アヤお姉さんに会った時は、おれだって信じられなかった。だって、自分が死んだ時の記
憶がなかったから。
貫二 記憶が――?…まさかおれも…。
京介 …いや、お前はまだ完全にこっちの人間ってわけでもないみたいだぜ。ほら。
(貫二にコロガシかピンスポが入る)
貫二 なんだ、コレ…。
京介 帰れよ。あっちに。お前はまだ帰れる。
貫二 本当か!?…よし、行こう!お前も。
京介 バカ。無理に決まってんだろ。おれはもう帰る身体がないんだよ。
貫二 ……
京介 また会おう。…お前がジジイになった頃にでも迎えに行くからさ。
貫二 京介っ…!
京介 ほら、早くしろよ!
貫二 ……(京介に背を向ける)
京介 あ…、貫二!!
貫二 ……
京介 今まで…ありがとう。
京介、笑顔
ME:エンディング曲。
京介の墓の前。(以下、京介の声は貫二には届かない)
二人とも、正面(客席)を向いたまま話す。
貫二 京…、寂しかったか?
京介 ちょっと、な。
貫二 一人にして悪かったな。
京介 何言ってんだよ。
貫二 でも、おれ、まだこっちにいるから。もう少し、我慢してくれよな。
京介 ああ。――人間死ぬ気になれば、何でもできる。ありがちな言葉だけど、本当にそう思う
よ。だから貫二。お前は何でもできるんだ。まだまだ悩んで、苦しんで、楽しい思いもた
くさんしてくれよ。おまえには、おれの分の人生も託したんだからさ。
貫二 それじゃあ…
京・貫 またな。
二人とも、笑顔。
曲が高まっていく中、
幕。
お粗末さまでした。。
210/212行目 42行/ページ 3