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後輩「えぇ!? イチロー同じの使ってたんすか!?」
先輩「バリバリ使ってたろ! 知らないのお前!?」
後輩「知りたくなかったです! さっきから知りたくなかったことばっかりですよ!!」
先輩「今さら何言ってんだよ! ニュースとかでも映ってたろ!?」
後輩「ニュースになってたんですか!? イチローが誰を撃ったんですか!?」
先輩「何言ってんだお前!?」

 先輩のケータイが鳴る。

先輩「あ、ちょっと待って。弟から電話だわ」

 弟と通話する先輩。

先輩「もしもし? え? …実家にあったモデルガン? ちゃんとお前宛てに送ったけど? 届いてない!? バットが届いてる!? え、なんで!?」

 すべてに気付く後輩。

後輩「せ、先輩!先輩!」
先輩「何だよ?」
後輩「先輩、見てほしいんです!」
先輩「何を?」
後輩「こ、これを!!」

 拳銃を見せる後輩。

先輩「うおおぉぉ!? 何!? 何だお前それ!?」
後輩「先輩、よく聞いてください!」
先輩「お前、早まるな! 何する気だ!?」
後輩「違うんです! 話を聞いてください! 先輩間違ってるんですよ!」
先輩「間違ってるのはお前だろ!! そんなもんどこで手に入れた!?」
後輩「先輩が俺に送ったんじゃないですか!!」
先輩「そんなわけないだろ! お前おかしいぞ!!」
後輩「おかしいのは先輩なんですよ!!」
先輩「いや、おかしいのはお前だろ!!」
後輩「先輩! どうか聞いてください!!」
先輩「や、やめろ!! 俺は何も知らない! 何も見てないからな! う、うわあああぁぁ!!」

 通話を切る先輩。

後輩「先輩!? 先輩!? ああああぁぁぁぁ今日は誕生日なのにぃぃぃぃぃぃ!!!」

END
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