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アツシ それはどうもありがとう

ミホ、立ち上がる。

ミホ だから、ほんと、羨ましいんです。幼馴染。私にもそういう人がいたらなぁ。そういう人に恋したかったなぁ、って
アツシ …
ミホ さぁ、時間もあれですし、行きましょうか。あ、早くたこ焼き買いに行きましょう

アツシ、立ち上がる。

アツシ ミホちゃん
ミホ はい?

アツシ 俺と、付き合ってくれない?
ミホ …
アツシ …ダメかな?

ミホ …いいですよ

ミホ じゃあ、どこから行きましょか!
アツシ …え?
ミホ そうだ、マップ!もらってたんですよ。ほら、いろいろありますよ!あ、たこ焼きここですよ!行きましょうよ
アツシ …
ミホ 先輩…?
アツシ …いや、うん、そうだね、行こうか
ミホ はい!

ミホ、歩き始める。
そのあとをついて行こうとするアツシ。
ふと、立ち止まる。

ミホ アツシ先輩?
アツシ (スマホを取り出しながら)ごめん、サナエからだ。たこ焼き、先行ってて
ミホ はい

ミホ、走り去る。
アツシ、その背中を見送って、

アツシ 解ってない



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