Y227「知ってるの？　それなら話は早いわ！」
F228「…どうする？」
G229「まぁ、顔は割れてないし、多分向こうも覚えてないだろうから大丈夫だよ」
F230「……お前、変な時だけめちゃめちゃ冷静だな…」
G231「任せろ！」
F232「…何をだよ」
G233「おぅいえ！」
Y234「詳しいことはここに来るまでに説明した通りよ！」
F235「あぁ、わかったよ」
G236「…まぁ、なんとかなるっしょ」（一度３人は　はける）

N「テレビの放送があった日から、お店に訪れるお客さんの数は激減していました。
　誰一人としてお客さんが訪れなかった日もあります。
　しかし、それから一週間程経ったある日…それまでの日々がまるで嘘だったかの様に、
　入れ替わり立ち代り、色々な人が訪れては、激励の言葉を残したり、
　一気に１０着以上の洋服を買う等の、不思議な出来事が起きたのです」

（店の中にはXとソウタとヒロ）

X237「それじゃ、また来ますね♪」
S238「ありがとうございましたー」
H239「何か変な日っすねー」
S240「そーだな」
H241「でも、俺、何か楽しくなってきましたよ」
S242「奇遇だな、俺もだ」
H243「じゃあ、ポーカーでもやりませんか？俺、結構強いですよ？」
S244「仕事中に遊ぶんじゃねぇよ！」
H245「えー、俺たち友達じゃないんっすか？」
S246「…否定はしねーが、今は仕事をしろ！」
H247「はーい」

（３人が入店する）

G&F&Y「こんにちはー」
S248「いらっしゃいませー！」
H249「店内でお召し上がりですかー？」
S250「ちげーだろーが！」

N「先月新規オープンした洋服店。
　見るからに真面目そうでしっかり者の店長ソウタと、
　やる気がないのか呆然とした表情で立ち尽くすアルバイトのヒロ。
　そんなでこぼこコンビの日々は、これからも続いていく……」
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