あらすじ
それは奇跡が命と引き換えに与えた代償なのだろうか。
幼い頃のあの事故以来、彼はその瞳に不思議な“力”を宿していた。
人の瞳の中に……様々な色が見える“力”
その色の意味するもの……。
それはその人の持つ感情……そして生死すら含めたその人の未来でもあった。
その過ぎた力に苦しみながらも、どうにか幼い頃からの夢である画家となった彼。
ある日彼は高校時代からの親友の結婚式に出席する。
だが式は突然の、ありえないようなトラブルで中止となってしまう。
混乱する場内。慌てふためく人々。
様々な色と感情の交差するその中でただ一人、静かな眼差しを向ける少女がいた。
今まで見たことのないような瞳の色をした彼女。
溢れんばかりの悲しみを湛えたような深く冷たいその瞳の色……。
そして彼女の口から零れ落ちた言葉。
『……ごめんなさい』
その出逢いこそが、彼と彼女と……そして二人の大切な人たちをめぐる運命の物語のはじまりだった。
変えたい気持ちと変えられない想い。
すれ違う感情と交差する意思。
切なくも暖かい運命の物語。
著作権使用料
はりこのトラの穴の規定に準ずる(準上演可)
追記
◆演劇公演での上演に関して
著作権料は基本的に頂きません。
但し、公演の際は可能な限り観に伺いたいと思っております。
有料公演の場合はチケットを送って頂けますようお願い致します。
その他著作権等に関しては『はりこのトラの穴基準』に準じます。
小・中・高校生、学生の無料公演・・・・・・・・・・無料
アマチュア劇団の公演、学生の無料公演・・・・・・・無料
アマチュア劇団の公演、学生の有料公演・・・・・・・チケット(数名分)
プロの劇団の公演・・・・・・・・・・・・・・・・・チケット(数名分)
◆準上演(ネットでの上演)に関して
著作権料は基本的に頂きません。
そのかわり、可能な限り利用者の放送を拝聴致したく思っております。
次項に定める内容に基づいて必ずご連絡頂けますようお願い致します。
Skype等を利用したオンラインでの公開・・・・・・・・無料
記録物の無償短期公開(3日以内)・・・・・・・・・・無料
記録物の無償公開(期限無し) ・・・・・・・・・・・無料
記録物の有償公開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・無料
《脚本のご利用方法》
◆演劇公演の場合
本欄最下部の【この作品の作者へ連絡】よりご連絡下さい。
連絡を頂いてから3日以内にこちらより上演許可のメールをお送り致します。
◆準上演(ネットでの上演)の場合
本欄最下部の【準上演報告】より必ずご連絡の上ご利用下さい。
24時間より以前に放送が決定している場合は【この作品の作者へ連絡】よりご連絡下さい。
※是非とも拝聴致したく思います。可能な限り事前にご連絡頂けますようお願いします。
※放送の詳細などお決まりのようでしたら、可能な限りご連絡下さい。Twitterなどを通じて宣伝の協力を致したいと思います。
その他
※下記URLより上演時の映像を公開予定です。御期待下さい。
【http://c2-project.com/】
※脚本の脚色・改訂に関しては特に制限を設けておりません。
《追加》
ネットを介したボイスドラマ形式でのご利用の場合。
★声劇として収録したものを動画サイトに公開する場合
⇒通常の演劇公演と同様に本欄最下部【この作品の作者へ連絡】より申請をお願い致します。
★生放送の形式で公開する場合
1.Skypeなどを介しての第三者の聴取・視聴が出来ないケース
⇒演劇での稽古利用と同様に特に申請の必要はございません。
2.ニコニコ生放送、Usteramなど、第三者の聴取・視聴が可能なケース。
⇒以下のどちらかの形で申請をお願い致します。
尚、どちらの場合でも、演劇公演同様に脚本使用料は不要です。
【CASE1】事前に放映日が決定している場合。
(1)本欄最下部【この作品の作者へ連絡】から申請をお願い致します。
(2)3日以内に当方より返信を致します。
(3)返信内容の指示に従って放送手続きをお願い致します。
【CASE2】急遽放映が決定した場合。放映までに申請などの手続きを行う時間がない場合。
◆この場合は事後承諾といった形で手続きをとらせて頂きます。必ず以下の手続きをお願い致します。
(1)本欄最下部【この作品の作者へ連絡】から申請をお願い致します。
(2)当方からの返信をお待ちいただく必要はございません。
(3)本欄最下部の【上演案内登録】より放映に関する情報をご登録下さい。
(4)上記(1)〜(3)の手続きを持ちまして暫定的に上演許可をお出ししたのと同等とみなします。後はご自由に放映下さい。
※尚、放映の際に可能であれば作家名をどちらかに記載下さい。
※もしよろしければタイムシフト機能などで後日の視聴が可能な状態で放映頂けると助かります。(強制ではございません)
上記の限りでないケースに関しては、お手数ですが【この作品の作者へ連絡】よりご相談頂けますようお願い致します。
■関連作品■
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物語の大筋は踏襲しつつも、ファンタジー要素・アクション要素が多めの作品となっております。
(はりこのトラの穴にてお読みいただけます⇒http://haritora.net/look.cgi?script=209)
『Garden〜cross emotion〜』
2006年初演。本作の最初のアレンジバージョンです。
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(はりこのトラの穴にてお読みいただけます⇒http://haritora.net/look.cgi?script=6219)
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本作に登場する『GARDEN』という水彩が非常に大きな鍵となる物語。
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『Sunnyday』
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