あらすじ
思惑と感情が奏でる不協和音。
降り止まない雨の冷たさも忘れて、それでもどうして此処にいるんだろう。目を瞑りながら無理に繋げようとするから綻びが擦れてまた痛みが生まれる。息苦しいのは生きている証拠かもしれない、けれど。息継ぎが出来なくて。いつでも聴こえていた君の声が、聴こえなくなる。せめてその時までは。
written@2009/上演6回
【登場人物】
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・少年
・少女
・母親
・父親
・医者
・看護婦
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・病院というよりは施設のイメージなので、医者と看護婦は役柄の立ち居地を示す為の仮称です。特に白衣や看護服である必要はありません。
・少年を女性が演じても可です。