あらすじ
『君ノート』
僕の「これまで」まとめたノート
分厚いだけの 粗末な紙の束
君の「これから」まとめたノート
ページ数は限られていて 燃やされる日を待っている
薄いノート 空いたスペース
君の笑顔で埋められたら
やさしい言葉で綴られたら
君が笑ったら ノートに花を描こう
君が泣いたら 雨が降ったと記そう
愛する人達の 名前と似顔絵を刻もう
小さなクレヨンで彩られた 僕らの愛しい日々
終わりが近付く君ノート
書く場所がなくなったら
代わりに僕のに書いていこう
燃えてしまってもいいように いつでも思い出せるように
僕のノートに書き写そう
涙でにじんだ僕ノート
君との明日は もう書けなくて
最後に描くのは やさしい寝顔だけ
明るい色の君ノート
君がさみしくないように
絵本のかわりに
読んであげるから
夢に描いておやすみなさい
短い間だったけど、
一緒にいられて幸せでした
ありがとう。
その他
この場をお借りし、原作者様のミザ様へ、お礼を申し上げます。脚本化の許可をしていただき、ありがとうございました!
完成>>24Dec,2010
改訂>> 02,16Jun,22Mar,2011/19Aug,2012