あらすじ
リクは姉のハナ、母のシズ、父のゴウとの四人暮らし。
そんなある雨の日、
リクの部屋に幼馴染のサキが一人の少女を抱えて上がりこんできた。
身元不明のその少女は自分を『テト』と名乗り、
リクとサキはテトに初めて会ったはずなのに不思議な親近感を覚える。
三人が仲を深めていく一方、シズの病状は次第に重くなり……。
引きこもりのリク。そのリクに微妙な恋心を抱くサキ。
悪い男に騙されていると理解しながらも付き合っているハナ。
病気により長期入院をしているシズ。家族より仕事が大事なゴウ。
全てが謎に包まれたテト。
自然とずれていった家族の目の前に突然現れたテトは何をもたらすのか?
そして、少女テトの正体とは一体何なのか?
【登場人物】
大地リク(17歳・男 高校2年生)
テト ( ?歳・女 職業不詳)
津島サキ(17歳・女 高校2年生)
大地ハナ(23歳・女 社会人)
大地シズ(40歳・女 母)
大地ゴウ(40歳・男 父)
千葉先生(26歳・男 向陽病院勤務)