あらすじ
中央アジア、タクラマカン砂漠の東、古代地図上に表記されながらも、その存在が永い間確認されなかった幻の湖。その名を「ロプノール」。
この物語は「ロプノール」をめぐって繰り広げられる4世紀と19世紀、2つの時代の物語です。
(4世紀)
ロプノールの畔の都市「楼蘭」の滅亡を背景に、新米の守備隊員と隣国の密偵と思しき1人の少女の交流を描きます。お互いを想う心、親を慕う心、故郷を愛する心が交差し、せつない物語が正攻法に展開します。
(19世紀)
幻の湖「ロプノール」を発見すべく中央アジア探査を続ける、ロシア人探検家とドイツ人地質学者の丁々発止の攻防を描きます。はたして「ロプノール」を発見するのはどちらか?そして「ロプノール」の謎とは?
こちらは、ギャグ、ユーモア、ナンセンス、不条理となんでもありの展開を見せます。
アクションいっぱい、肩のこらない物語の最後には、2つの時代を結ぶラストが待ってます!