あらすじ
中学2年生の女の子、倉中そら誘拐をめぐるクライムコメディー。
倉中そらは母・静とふたり暮らし。
静は仕事が忙しく、ほとんど家にいない。そんな静の楽しみは、別居している夫(そらの父)・明が撮影するそらの日常の写真を見ること。
母親にとって必要なのは自分なのか、記録なのか?自分って何?そんなそらの年頃の悩みを解消すべく、明はそらの偽装誘拐を思いつき、静との関係改善に乗り出すが、事件は思わぬ方向へ。
そらの偽装誘拐は、刑事の介入により、そらの自作自演による狂言、はたまた明の別居先の隣人、臼井聖二と理津子による営利誘拐と二転三転。さて、この事件の顛末は?
そらと静の関係は改善されるのか?