4人劇(朗読劇も可) 「ガード下のキューピット」クリスマスバージョン
ガード下のキューピット

*この脚本は「朗読劇」を想定しています。
 ただし、実際には「シンプルな演劇」としても演じている劇団さんも多いです。


<登場人物(4名)>

○ガード下の占い師・諸星さん(60歳男・うさんくさい)  
○久保 純         (34歳男・会社員・女みたいな男性)
○小林 メグミ       (30・OL・男っぽい女性)   
○若い占い師・袖川君    (28歳・駆け出しの占い師)     


<演出(参考)>

 *朗読劇の場合

 舞台中央に3つのイスのみ。
 客席から見て、真ん中は占い師用。左側は久保純用、左側は小林メグミ用。
 ただし、シーン12では変えるといい。
 また、シーン14以降は、クリスマスツリーを使用。
    
 *演劇の場合

 舞台中央に占いのイスや机。場面は夜の飲み屋街。
 シーン14以降は、クリスマスツリーを使用。

 音楽は?

 ピアノまたは小編成の楽団の生演奏がベスト。難しい場合はCD等のBGM。
   
 演奏または使用する音楽の雰囲気としては、少し古いCDですが、作曲家・ピアニスト岩代太郎氏のピアノソロのアルバム
 「HARMONY OF SILENCE」「ALL ALONE」あたりがベスト。
 実際、このアルバムを聴きながら脚本を書きました。
 きっちりした演奏というよりも、きれいな和音をポローンと鳴らすエリックサティ的な静かなピアノ。            
   
 「朗読&ピアノ」というコンセプトを強調するなら「効果音」は使用せず、ピアノ等の生音のみで全ての音を表現。

 「演劇」としてやるときには、音楽CDや効果音CDを活用。

 照明が重要。各シーンごとに暗転。「暗転」で時間や場所の経過をあらわすため。   


===さあ、ここからが本編です!===


夜10時ごろ。

繁華街の少しはずれの薄暗いガード下。

*舞台中央に占いのイスや机。


★音楽「アメイジンググレイス」が流れる。その中で、占い師役が登場。舞台中央のイスに座る。



シーン1 新宿ガード下(5月の終わり)

1/24

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。

ホーム