あらすじ
ナツキとフユミは両親が亡くなって以来、二人で家を守ってきた。この家の長男であるアキヒサは七年前に家を出て東京へ行ったきりになっているのだった。ある日そのアキヒサが突然と戻ってくる。突然の帰宅で戸惑うナツキとフユミ。実の妹であるナツキはアキヒサをすぐにはうまく迎え入れられず、どうしても厳しく当たってしまう。些細なことでも必要以上にアキヒサを責め、仕事に就かないアキヒサにすべての家事を押しつけようとする。フユミはアキヒサたちの新しい父親が連れてきた子で、アキヒサやナツキと血のつながりはないのだが、優しくアキヒサを受け入れようとする。しかし、優しいフユミも家庭の外ではいろいろな苦労を背負っているのだった。三人ともに家庭の外でも厳しい現実を生きる描写が代わる代わるに現れる。アキヒサが帰ってきたことで再び集まった家族三人は他人であるようなよそよそしさのなかから、再びそれぞれの関係を取り戻していく。
著作権使用料
独自規定
追記
小・中・高校生による上演=3,000円
その他大学生などによる上演=5,000円
社会人による上演=公演予算の5パーセント(10,000円以下の場合は10,000円)
*上記の上演権料は入場料金の有無にかかわらない