あらすじ
あらすじ:『言葉の棚卸し』
ヨリエ、アヤ、ケンジの3人が、毎年恒例の「言葉の棚卸し」をリビングで行う。使わなくなった言葉をカードに書いて箱に入れる試みだ。感情を素直に表現する娘アヤは「やばい」を捨てようとするが、複雑な感情を表すこの言葉の重要性に葛藤する。常識人の母ヨリエは「ご苦労さま」、ポジティブな叔父ケンジは「すみません」を断捨離しようとするが、実際に試す中で言葉の使い方や伝わり方の難しさを実感する。
最終的に、「やばい」は完全に捨てずに“預ける”ことにし、言葉の使い方を意識することの大切さを確認する。日常のちょっとした出来事で再び登場する言葉たちに笑いと共感が生まれ、言葉の大切さと楽しさを再認識する物語。