あらすじ
中学時代、何も夢中になれるものがなかった歩。
ある日、全力でダンスに打ち込む舞たちの姿を目にし、胸が高鳴る。
「私も、あんなふうに輝きたい!」──そう思った歩は、演劇部とダンス部の練習に参加し、居残りで汗を流す毎日を送る。
しかし、文化祭メンバー発表で舞が選ばれ、自分は選ばれなかった歩は、複雑な思いを抱える。
さらに、舞が練習中に怪我をしてしまい、ステージ出場が危ぶまれる事態に。
舞の代わりにステージに立つことを決意した歩は、妖怪ウォッチ体操で鍛えた意外な特技も駆使し、奈緒先生の特訓のもと、本番へ向けて成長を重ねる。
一年後、歩と舞はついにステージで再会。
友情と努力、笑いと涙、そして心が躍る瞬間──。
演劇部とダンス部の熱いコラボレーションが、観客の心を包み込む。