あらすじ
あらすじ
冬の公園。ベンチで休むAの目の前で、Bが公園の水道を使って大量に水を飲み、顔や頭を洗い始める。やがてBはパンツに手をかけ、公園で全裸になろうとする。Aは公園の公共性を理由に止め、全裸の是非や「下半身とはどこか」を巡ってBと論争を繰り広げる。
議論の末、Bは公園で体を洗うことを諦め、水を汲んで家で使う方法を思いつく。しかしその手段も独特で、体内に水をためて持ち帰ろうとし、Aを呆れさせる。最終的にAは諦め、Bは冬の公園で水を飲み続ける。冷たい水と公共の場をめぐる二人のやりとりは、笑いと奇妙な余韻を残して幕を閉じる。