あらすじ
「あの世」にあると言われている株式会社BON o BON(ボン オ ボン)は日本にある夏のお盆文化で使われるきゅうりとなすを手配する会社。
そんな「あの世」にも働きかた改革が到来し、そこに勤める盂蘭田鈴子は突然休暇を言い渡される。そこで鈴子はその休暇を利用して旅行に行くことになるが彼女の旅行の目的地は長年の夢だった現世!
働きすぎて自分が何者であったかなどとうに忘れてしまった彼女の忘れられない暖かくも切ない現世旅行が始まろうとしていた。
(ちなみにボンオボンはフランス語と日本語を組み合わせた造語で「良いお盆を」、という意味である)