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ゆーとぴあ

椅子が7つ1列に並べられている
全員、椅子の前に並ぶ
順番は下手からツキヤマ・ミズノ・カナモリ・ヒナタ・ドイ・キジマ・カジ
ホリ、それぞれのイメージカラーを順番に

ツキヤマ「月曜日。私は”しあわせ”です。」
カジ「火曜日。私は”しあわせ”です。」
ミズノ「水曜日。私は”しあわせ”です。」
キジマ「木曜日。私は”しあわせ”です。」
カナモリ「金曜日。私は”しあわせ”です。」
ドイ「土曜日。私は”しあわせ”です。」
ヒナタ「日曜日。私は”しあわせ”です。」

暗転
【ノイズ音(プツプツジジジ)】
ホリ、先程と同じように

ツキヤマ「明日。私は”しあわせ”ですか。」
カジ「来週。私は”しあわせ”ですか。」
ミズノ「来月。私は”しあわせ”ですか。」
キジマ「来年。私は”しあわせ”ですか。」
カナモリ「10年後。私は”しあわせ”ですか。」
ドイ「100年後。私は”しあわせ”ですか。」

ツキヤマ・ヒナタ以外、椅子に座りストップモーション
ホリ、ツキヤマのイメージカラー(以後(名前)と表記)
【ノイズ音】

ヒナタ「”しあわせ”とは。何ですか。」
ツキヤマ「月曜日。私が考える”しあわせ”。」

ヒナタ、ゆっくりと座る
明転(地明かり)((地明かり)以後省略)
ヒナタ以外、自由に動き出す

ツキヤマ「仕事のしに合わせるで『仕合わせ』。ねえ、みんなもそう思わない？」
カジ「思わん。」
ツキヤマ「適当に言わないでよ。」
カナモリ「何？どういう意味？」
ツキヤマ「ええっと、」
ドイ「人とのめぐり合わせ。」
キジマ「めぐり合わせ？」
ツキヤマ「良いめぐり合いも、悪いめぐり合いもある。それを全て含め我々は『仕合わせ』と呼ぶ。」
ミズノ「神から良いこと悪いことの贈り物を受け入れろ。とのことですね。」
カジ「何でそんな宗教くさいんだよ。」
ミズノ「違いますか？」
ツキヤマ「うーん。まあ、でもそんな感じ。」
カジ「マジ！？」
ドイ「元々は為し合わすだったんだ。何かを為すために動くこと。動いて掴む、それが仕合わせ。」
カナモリ「えー全然分かんなーい。ていうか難しすぎる！」
ヒナタ「それが君の思う”しあわせ”？」
ツキヤマ「うん。」
カジ「じゃあ、ドイの”しあわせ”もツキヤマと同じ『仕合わせ』なんだな。」
ドイ「なんでそうなる。」
キジマ「確かに。だってものすごい知識だよ？普通そんなこと知りもしないはずじゃない。」
ミズノ「そうですね。」
ドイ「誤解しないでくれる。ツキヤマの『仕合わせ』と私の”しあわせ”は違うもの。」
カジ「ふーん。じゃあお前が思う”しあわせ”って何なん、」
ヒナタ「お喋りだね。カジ。」

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