あらすじ
演劇を観ている自分だから考えるようなことを劇にしました!
演劇を観るとやりたくなる、これは観る特化にこだわる自分でも思う事なのです。
ある日、全ての演劇人が消えた世界。
「それは急にはじまりました。ある日、突然、演劇をやっていた者は全て拉致され、監禁され、噂では殺されてしまった。
公演情報に載った名前は過去にまで遡り一人一人しらみ潰され誰一人例外なく淘汰されてしまった。
あっと言う間に世の中から演劇は無くなってしまった。
いや
そこには観客だけが残されていたのです」
観客自分が観たい風景を書いてみたつもりです。
既成作品は上演の助っ人であって欲しいと考えていますがこれは観ている側が書いてみた、自分だけでは届かない部分へ手伝って欲しいという「依頼」の気持ちが強いです。
観客が書いたのか、とご笑納いただけるだけでも嬉しいです!
■敢行人数について
全ての演劇は一人芝居が可能であると考えているフシがあるのですが最小敢行は4人。
現実的な線で言えば3人(観客1、観客2、演劇部員)はマストか。
弾圧する者たち、演劇人は演出次第。
最小敢行の場合、弾圧する者1人で「者たち」も表現する想定。