あらすじ
「これから銀山温泉に行きます。久々の家族旅行楽しんできます。お土産楽しみにしててね」全ては、理恵から、じいじに送られたLINEから始まった。
どこにでもいる老夫婦とその娘夫妻と孫。
娘夫妻と孫は銀山温泉に家族旅行に出かけた。
しかし、彼らは途中で事故に会い、銀山温泉にたどり着くことはできなかった。
ある日、失意の老夫婦の元に、娘夫妻と孫が訪ねてきた。
驚く老夫婦は、からかっているのかと憤慨。何事もなかったように振る舞う娘夫婦と孫。
過去の思い出を語るうちに彼らは本物で、実は何か勘違いしていたと思い始める老夫婦。
老夫婦の誕生日を祝う娘夫婦と孫。
しかし、楽しい時間は長く続かなかった・・・。
最後に残された誕生日プレゼントの絵と、孫の理恵から来たLINE・・・。
観終わった後に、現実なのか幻なのか、観た人によって様々な解釈ができるのも楽しく、また何となく暖かい気持ちになる作品だと思います。