Dance the Night Away
※ダンスは踊らなくて大丈夫なのでご安心ください。必要に応じて踊っていただいてもかまいません。

迅(じん):学級委員長。
智花(ともか):衣装の整理担当。迅とは幼稚園からの腐れ縁。
茜(あかね):学級副委員長。手先が器用。
悠斗(ゆうと):ダンスパーティー実行委員会クラス代表。
守衛の先生

学校行事であるダンスパーティーの前日準備を進める4人。飾り付け、衣装の整理、掃除、名簿作成と各自作業に追われている。時刻は午後6時半。

智花「茜、ちょっとこれ見て」
茜「うわ、チュールが伝線してるじゃん」
智花「保存状態が悪かったんだろうね。どうしよう」
茜「とりあえず貸して。縫い合わせるか接着剤かで修復しなきゃ。とりあえず智花はこの飾りをあと3つ作っておいて」
智花「わかった」

茜、退場。

悠斗「あーめんどくせー」
迅「何がだよ」
悠斗「名簿管理」
迅「そんなの出席簿と同じだろ?何がそんなに面倒なんだよ」
悠斗「ほら、参加できる人とできない人がいるだろ?」
迅「ああ」
悠斗「それで何回も人数照らし合わせてんだけど、どうも数が合わねえんだよ」
迅「少ないのか?」
悠斗「いや、むしろ1人多いんだよ」
迅「数え間違いしてんじゃねえの。貸してみ」
悠斗「じゃあ俺ゴミ出ししてくるわ」

悠斗、退場。

迅「2,4,6,8,10、12,14,16,18,20、22,24,26…」
智花「…ねえ迅」
迅「28、30、31…」
智花「迅」
迅「おかしいな。2,4,6,8,10、12,14,16…」
智花「迅!」
迅「うわっ、何だよ急に」
智花「急にじゃないよ。ずっと呼んでたよ。それより、このお花どこに飾ればいいの?」
迅「何で俺に聞くんだよ」
智花「学級委員だから」
迅「…悪いけど今忙しいんだよ。茜さんが戻って来たら聞いて」
智花「何その言い草」
迅「しょうがねぇだろ、今忙しいんだから」
智花「はぁ…で、人数はどうなったの?」
迅「さっき数えたら1人多いんだよ。クラス全員で30人、欠席が1人、でも出席者は30人ぴったり」
智花「先生の名前が混じってるんじゃないの?」
迅「いや、全員うちのクラスにいる人の名前だよ。先生名簿は別にあるし」
智花「それは確かにおかしいね。下駄箱と照らし合わせてみる?」
迅「それしかねぇか」

2人、下駄箱の番号をチェックする。

迅「やっぱり30人か…これは?」
智花「サッカー部のスパイクでしょ。ちゃんと袋に入れて持って帰るように言ってるのに」
迅「まあ、それならいいけど。とりあえず一旦戻るか」
智花「うん」

教室に戻る。
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