おっさんとJK's
作者:yukiya

登場人物
おっさん
JK1
JK2
JK3

ここはコンビニ前の駐車場
上手側にコンビニ
下手側は道路

舞台上手寄りでたむろする、JK's
煙草を吸ってたり、吸ってなかったり

おっさん、下手から歩いてきて、JK'sを横目に上手に去ろうとする。

JK1   「なに見てんだよ。」
おっさん「いやー、今時コンビニ前で煙草を吸いながら、たむろしている女子高校生が珍しくてつい。」
JK2   「なんだと?」
JK3   「見せもんじゃねぇぞ。」
おっさん「君たちはあれか?埼玉紅蠍隊みたいなやつらか?」
JK1   「なんだよそれ。」
おっさん「クレヨンしんちゃんに、たまに出てくるだろ?」
JK2   「んなもん知らねーよ。」
おっさん「今の若い子は、クレヨンしんちゃん知らんのか・・・。
     おじさんも年を取ったもんだ・・・。
     いや、今もクレヨンしんちゃんやってるよな。
     むしろ、君たちの子供のころは、全盛期だよな。」
JK3   「だからなんだよ?」
おっさん「小さいころに、見なかったか?クレヨンしんちゃん。」
JK2   「そんなガキくせーもん見てねーよ。」
おっさん「これを見てないなんて、人生の半分は損してるぞ。」
JK1   「うちらの人生を勝手に決めんな。」
おっさん「面白いのに残念なやつらだなぁ。」
JK3   「ああ?誰が残念だって?」
JK2   「なあ、おっさん。うちら舐めてたら痛い目にあうぞ。」
JK1   「おい、こいつ、焼きをいれてやろうぜ。」
JK2 JK3 「ういっす。」

おっさんにせまるJK's

おっさん「なんだなんだ、物騒だなあ。」
JK3   「てめぇが絡んできたのが悪いんだろ。あぁ?」
おっさん「おじさんは、珍しいものを見たからちょっと見ていただけだよ。」
     それに、絡んできたのはそっちでしょうよ。」
JK2   「なんだと?」
おっさん「で、君たちは何が目的?
     あれか、金ってやつか?援助交際ってやつか?」

JK1   「この状態でウリなんかしねぇよ。」
JK3   「それにウチらの身体はちょっと高いよ。」
おっさん「女子高生に興味がないといえば、嘘になるけど、お巡りさんに捕まるからやめとくよ。」
JK2   「ポリが怖いとは、とんだ腰抜けだな。」
おっさん「国家権力には服従しといた方が、幸せってもんだ。」
JK1   「今回は、ウリをするわけじゃないから、ケツの毛ぐらいは残してやるよ。」
おっさん「どうせなら、頭の毛を残してくれない?
     ケツの毛に必要性を感じないんだよね。
     糞した後、ケツを拭くときに、邪魔でねぇ・・・。」
JK3   「だれも、そんな話をしてねぇわ!」
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