あらすじ
志賀愛鈴は高校を卒業してからずっと海の底に潜っていた。
彼女はそこで、かつて共に過ごした美術部の友人、峰岸彼方に出会う。
思い出が掘り起こされ、彼女と過ごした美術部の日々が思い起こされる。
愛鈴から見ると天才としか思えない彼方への嫉妬。
その嫌悪を向けられながらも、彼方は愛鈴と関わり続けた。
愛鈴は知らない、彼方との本当の出会い。
誰も辿り着かない、在りえたはずの未来。
そして、彼方が消えてしまった真実。
深海は地球最後の秘境と呼ばれ、真っ暗闇の海の底は彼岸と此岸を繋ぐ。
ゆらゆら輝く光の中、泡となって消えゆく少女たちの友情の物語。
※最小5人、最大18人での公演が可能(推奨人数8人前後)