著作権使用料
はりこのトラの穴の規定に準ずる
追記
ご存じルナール原作の「にんじん」です。小説版より、できるだけ忠実に台詞と描写を下に、少人数の短編劇に構成し直しました。上演はコロナ禍でもあり密を避け野外でおこなわれました。15分から20分ほどで上演できます。ラストが二通りあり、いわば明るいラストと暗いラストになっています。どちらを選ぶかは自由です。また、今回は短い時間でと言う制限があり短編劇にしましたが、母親とにんじんのやりとりをメインに構成しましたが、小説は短いエピソードの集積からできていますので、他のエピソードをいくつか取り入れて、にんじんの多面的な像をくみたてていくと、ひとすじなわではいかない、子供の像がうかびあがり、1時間ものとして深みが出てくると思います。なお、底本は都合で岸田國士訳ですが、最近は女性の新訳が出ていますので、そちらの訳が今の時代には合うかともおもいます。