思い出だけがいっぱい
ー兄貴と政シリーズ vol.2ー

戯曲『思い出だけがいっぱい』
   
   うるさいエアコンの音

「……政よ、夏といえば甲子園じゃのう」
「甲子園すよね、兄貴」
「そして甲子園といえば、なんじゃ?」
「甲子園といえば…あれっすよね」
「おう」
(政、南の口調で)「南のよびだしベルがタッちゃんに通じているんだ。きっと…」
(兄貴、達也の口調で)「そうだな…こんなとき、やさしい女の子なら………だまって、やさしくキスするんじゃないか……」
(二人同時に)「くぅーっ!」
「政、歌ってみようかいの!」
「ご一緒します!」

   二人同時にH₂O『思い出がいっぱい』をそのまま一曲歌い終わる

「ええエンディングの曲じゃったのう…青春じゃのう」

   間

「…兄貴」
「なんじゃ」
「『思い出がいっぱい』は『みゆき』のエンディングです…」
「…」
「…」

   間 兄貴、おもむろに金庫から拳銃を取出し政に渡す

「…政、お前今からいってあだち充の命(タマ)とってこいや!」
「ええ!?」
(苦々しく独り言で)「キャラもかき分けられんで何が漫画家じゃ…」

   エアコンが壊れたようで、音止まってシンとなった…
                         
                                     おわ��
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