あらすじ
「簡単にしょうがない言うな!」
「どうせ、うちバカやから。」
第二志望で入学する者の多いある高校を舞台にした作品。「バカになれ(仮)」…この風変わりなタイトルの謎とは。
夏目漱石の「こころ」の一節にも出てくる「精神的に向上心のない者はばかだ」にも触れつつ、お花にちなんだ名前の登場人物たちによる群像劇。
2020年、あらゆる学校行事が中止・縮小される中で、生徒会・放送部で奮闘するメンバーたちのお話。「しょうがない」で片付けられるモヤモヤを生徒会恒例の文化祭オープニングでぶっ放すことはできるのか?
※支部コンクール優秀賞作品