妖怪たちが人里に降りたらどうなったか

(ようかいたちがひとざとにおりたらどうなったか)
初演日:0/0 作者:ニチヤ 咲希
妖怪たちが人里に降りたらどうなったか

登場人物
千月(ちづき)…吸血鬼
凛音(りんね)…死神
美幸(みゆき)…座敷童
吹雪(ふぶき)…雪女
ここは妖怪たちが集まる神社
照明 暗転

美幸 暇だーーー。
吹雪 そうかしら?私はそう思わないけど。
千月 いや、それはあんたがおかしいだけ。こんなボロ神社にずっといるなんて暇でしょ、普通。
凛音 私達…この神社から…出れない…。…封印…されてるから…。
吹雪 ちょっと昔に誰かさんが私達と一緒にいるときに、人間にいたずらしてしまったから、こんなところに封印されたのよ。
千月 う…そ、そんな100年以上前のことなんて忘れたわ。それから、さっきから封印、封印、封印って言ってるけど、こんな封印、今すぐ破ろうとしても、簡単に破れるわよ。
美幸 でもー、破ったら破ったで、そのあと人里に逃げてもすぐにこの神社の人に見つかるよ。
千月 うーん…だったら、人間に化ければいいのよ!私は羽隠せば人間だし、あんたたちは見た目が人間だから妖気隠せばいけるって!
美幸 面白そー!やってみたい!
凛音 そんなこと…できるの…?
吹雪 もし出来たとしても、だめでしょ。
千月 えー、なんでー?いいじゃん、いいじゃん!
美幸 私もやりたーい!
凛音 私も…興味ある…。
吹雪 1対3?これ私に勝ち目ないよね?
千月 うん、そうだねぇ。勝ち目ないねぇ。降参したらぁ?
吹雪 その最後を伸ばす言い方、鬱陶しいからやめて。
千月 ほーい。
吹雪 はぁ、もう勝手にやったら。けど、私を巻き込むのは――――
千月 よし、許しを得たことだし…皆の衆、行くぞ。
美幸 それいつの時代の人?まぁ、そんなことどうでもいいわ。行こう、皆!
凛音 うん…。
吹雪 ちょっと、私の話聞いてる?てか、引っ張るのやめて。私を巻き込むなーーーーー!
千月 人里へ、レッツゴー!


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