ばいばいおっぱい
ばいばいおっぱい

ユキ・・・・・・女性アイドル(男)
マネージャー・・ユキのマネージャー(女)

アイドルの衣装を着た女性がスケッチブックを持って出てくる
「劇団○○ 第○○回公演」→めくる→「ばいばいおっぱい」→「開演」
はける

暗転
声だけ
歌謡曲を歌うユキちゃん。(暗転中ユキの声は別の人を推奨)
曲が終わる。歓声が起きる。

ユ「ユキ カバーアルバムより大和ユキで○○を聞いてもらいました。みんなアンコールありがとう!今度は大阪でお会いしましょう!」
再び歓声。


明転
ユキが出てくる。(アイドル姿だが髭が生えている男。すね毛も見えているとなお良し)

ユ「あー今日も良いライブだったなぁ。今度のライブも良いものにしなくっちゃ!」

マネージャーが出てくる

マ「ユキちゃん、今日もお疲れ」
ユ「あ、マネージャーおつかれー」
マ「今日のライブはどうだった?」
ユ「え?マネージャー見てくれてないの?」
マ「ああ・・・ユキちゃんがその格好で踊ったり歌ったりしているところがあまりにも刺激的すぎてね」
ユ「そう?いつも通りだと思うけど・・・なんか変?」
マ「変って言うか・・・お客さんはなんて言ってくれていた?」
ユ「今日もかわいいねって。」
マ「恋は盲目ってか・・・おい!」
ユ「どうしたのマネージャー?なんか今日は変だよ」
マ「変なのはさっきからずっとじゃ!」
ユ「?????」
マ「ユキちゃん、今日はねユキちゃんにずっと言いたかったことがあるの」
ユ「?。どうしたの?」
マ「そろそろ限界だと思うの」
ユ「なにが?」
マ「なにが・・・って分からない?」
ユ「限界っていったいなんの話し?スケジュールのこと?それなら大丈夫。安心して!確かに毎日仕事と学業の両立で大変な事もあるけどマネージャーのとってきた仕事は休んだことないでしょ?まだまだ私の芸能生活は始まったばかり!こんな事で弱音を吐いてなんていられないもの。」
マ「・・・いいえ。スケジュールのことではないわ。」
ユ「じゃあこの前の歌のレッスンの話し?それも大丈夫!確かに最近声が低くなっているって先生に言われちゃったけれどライブ本番ではちゃんとでるようにしてる!歌も順調にきてるよ。」
マ「・・・いいえ。まぁ声が低いというのは近いけれど。というかさっきのあれは本当にユキちゃんの歌声なの?」
ユ「もちろんよ」
マ「じゃあ私の耳がおかしいのかな?」
ユ「もう!マネージャー!!もったいぶらないで話してよ。」
マ「お前のそのビジュアルが限界なんだよ!!」
ユ「・・・なんてことを言うの!私のビジュアルのどこが限界なの!?」
マ「全部だよ!!もう突っ込みどころしかないよ!まずあんた性別は!?」
ユ「お・ん・な」
マ「男だろうが!どうみても男だろうが!そんな髭を蓄えた女なんかいるか!」
ユ「え!?ばれてたの!?」
マ「ばれてないとでも思っていたのか」
ユ「こんなにナイスバディーなのに」
マ「完全に詰め物じゃないの」
ユ「え!?ばれてたの!?」
マ「ばれてないとでも思っていたのか」
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