あらすじ
世界は昼と夜とに分かたれた。
ほとんどすべての住人は昼の世界に住み込んだ。
太陽と共に起き出して、太陽と共に眠りについた。
ただひとり、羊飼いの青年を除いては。
彼は眠れる羊の調教人。操るは羊のダンス。
羊が一匹…羊が二匹…羊が三匹…
世界中を眠りに落とすのが彼の仕事。
さかしまの暦を生きる彼を想う娘がいた。
決して交わらない昼と夜とに裂かれたふたり。
娘の願いはひとつ。
分かたれた昼と夜をどうか一つに。
願いは悪魔の耳に聞き届けられた。
「生き残るのは一つだけ」
かくして昼と夜の戦争が始まる。
想い合うふたりが憎みあう敵同士となって再会を果たした時、
世界に長い長い極夜が訪れる。
果たして呑み込まれるのは――
昼か、夜か。
著作権使用料
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追記
[一般団体]
無料公演 10,000円
有料公演 全チケット収入の1割
(但しチケット収入の1割が10,000円に満たない場合10,000円)
[学生団体]
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有料公演 全チケット収入の1割
(但しチケット収入の1割が5,000円に満たない場合5,000円)
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