あらすじ
派遣で働きながら小説家を目指す小夜子。仕事はパッとせず、小説も書けなくなり、スランプに陥っている。夜な夜なチェックするのは、昔の知り合いの舞のツイッター。舞は、小夜子の恋人だった芳樹と結婚していた。幸せな結婚生活をツイートする舞に、小夜子は嫉妬しながらも、気になってフォローをやめられない。
ある日、舞は以前貰った小夜子の書きかけの小説を見付ける。舞は、小説のラストシーンを書き加え、雑誌の賞に応募し、優秀賞を受賞する。舞は小説を芳樹に見せるが、芳樹はそれが小夜子の文体だと気付く。
いつものようにTwitterをやりながら眠ってしまった小夜子の夢枕に、見知らぬ女が立つ。女は、小夜子に書きかけの小説を思い出させる。
夢の世界と小説の世界が交錯する中、小夜子は舞と運命を入れ替え、芳樹との幸せを手にしたかに見えたが…