とある子猫と探偵と
とある子猫と探偵と

登場人物

T    = 探偵 兼内 無斗 (かねうち ないと)

E    = 江戸山 参汰 (えどやま さんた)

A    = あんず 

S    = 鈴木 すずき


■設定

特に細かい設定はない。大道具も特に必要なし あんずは白いワンピースが良いと思う。
そう考えると季節的には春と夏の間くらい?インスピレーションに任せます。

■小道具

拳銃 厚めの雑誌 兼内の眼鏡 依頼料を支払う茶封筒 猫のぬいぐるみ


    シーン 1

E001「待ってー!ネコちゃーん!」
E002「ほーら、捕まえた!いい子だねぇ〜いい子だねぇ〜」
T003「おー、江戸山!よくやったぞー」
E004「先生…仮にも依頼を受けたならもう少し頑張ろうとは思わないんですか?」
T005「バカ野郎!お前は三十路 男の衰え具合を知らんのか!」
E006「僕まだ10代ですからわかりませんし、
    先生のような言い訳ばかりの残念な大人にならないよう毎日10キロ走ってますから」
T007「かぁー!ほんっと!今の若い奴ってのはどうしてこう生意気なのかねー」
E008「せめてホンの少しでもいいから先生にも尊敬できる要素があればいいんですけどねー」
T009「なんだと?お前は俺のことを尊敬していないってのか?」
E010「そうですね、先生のそういうところに関してはですが…否定はしません」
T011「江戸山!もうお前には飯おごってやらねーからな!」
E012「僕、先生にはインスタントラーメンしかご馳走になったことありませんけど」
T013「わかってねーなぁー!いいか?渋い男にはインスタントラーメンが似合うんだよ。
    まさに探偵っつーか、ハードボイルドな感じがするだろ?な?」
E014「四畳半の貧乏学生な感じがします」
T015「ダメだねぇ、最近の若いもんは…発想力が貧困でいかん」
E016「先生のような無駄なプラス思考もどうかと思いますけどー」
T017「なんだと!」(声に驚いて猫が逃げる)
E018「あっ!ネコちゃん!!」
T019「あーあー…何やってんだよ〜江戸山!」
E020「先生が大きな声出すから悪いんですよ!」
T021「俺のせいだってのか!」
E022「状況から考えてそうと言わざるを得ませんね」
T023「ええぃ!グダグダ言い合っても始まらん!追いかけるぞ!
    なんとしても捕まえて依頼料を貰わないと今日も俺はカップラーメンの残り汁だ!!」
E024「そんなもん残しておくからダメなんですよ……」
A025「あの、すみません」
T026「はいぃ?どうしました?」
A027「お話しているのが聞こえんですけど…探偵さんなんですか?」
T028「そのとおり!私が噂の名探偵…兼内 無斗です!」
E029「迷うほうの迷探偵過ぎて人の噂にすらあがってないと思いますけどねー」
A030「実は…人を探して欲しいんです」
T031「お嬢さん、あなたはお目が高い。
    私に任せていただければ、カップラーメンが出来上がるのを待っている間に見つかりますよ」
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