居残り教室と選択日和-完全版-
進路調査書に書いた言葉
雨宮 加奈子
桐島 夕菜
鶴崎 明美
須永 栄吉
1、居残り組
教室 教卓の前に机が3つ並んでいる
雨宮は本を読んでる
鶴崎は宿題か何かをやってる
桐島は何もせず座っていたがきょろきょろしだす。やがて痺れを切らし、歩いていき窓を開ける。
間
桐島「・・・・・・・・・・どこまーでもどこまーでもはてしーなーい空ー」
間
桐島「しんーじてーいるかーぎーりー夢は、終わらないー・・・立志舎で検索!」
間
桐島「暑いですなぁ・・・もう6月も終わりですか」
間
桐島「(鼻歌)」
桐島「・・・・まあるい緑の山手線、まんなかとーるは中央線」
ここから雨宮がF.Iで参加
雨宮&桐島「新宿西口駅の前、カメラはヨドバシカ・メ・ラ!」
雨宮「うるさい!!!!」
桐島「・・・・自分も歌ってたじゃん」
今度は教卓のほうに歩いていく
黒板に何か下手な顔を描く。それを雨宮と鶴崎が眺めてる
桐島「ジャネット・ジャクソン!」
鶴崎、静かに爆笑
雨宮あきれる
雨宮「ねぇ、黙ってらんない?」
桐島「黙ってらんない」
雨宮「本読んでるんだから静かにしてくれない?」
桐島「何の本読んでるの?」
雨宮「小説」
桐島「タイトルは?」
雨宮「間の楔」
桐島「なにそれ」
雨宮「ちょっと変わった恋愛小説」
桐島「まじで?どんなの!?」
雨宮「SFもので、ちょっと過激?」
桐島「マジか!見せて!!!」
雨宮「やだ」
桐島「なーんでー私の13歳のハローワーク貸すからあああ」
雨宮「16歳がなに読んでんだよ」
桐島「私は永遠の13才なんですか!?」
雨宮「知らん!」
1/11
面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種
Windows
Macintosh
E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。